先輩紹介
地域おこし協力隊の3年間の活動を振り返って
私の場合、地域おこし協力隊として与えられたミッションは旭川への移住促進と私自身が旭川で起業をすることの2つでした。
協力隊活動初期は移住フェアなどの既存のイベントへの参加や、旭川への移住者との意見交換を主に行っていました。
それらの活動で得られた結果から、移住モニターツアーや移住関係のホームページ作成、Facebookでの情報発信を行いました。
起業の面では私は当初より旭川という都会とその周辺にある雄大な自然を生かした都市近接型のアウトドアアクティビティに関するビジネスを構築したいと考えておりました。
協力隊活動を開始してから約半年、様々な活動の中で出会った人々や得られた情報より現在私が経営するゲストハウスの建物に出会うことができ、スキーを目的として旭川へ移住した方々に手伝ってもらいながら自分たちの力でリノベーションをして、アウトドア好きに楽しんでもらえるようなゲストハウス「アサヒカワライド」の営業を開始することができました。ゲストハウスには移住相談コーナーを設け、登山やスキーなどを目的に旭川に来た人々に旭川への移住を考えていただくきっかけとしてもらっています。また友人と共同で引退を考えていた街中の自転車屋さんの経営を引き継ぎ、新規事業としてレンタルサイクルやアウトドアガイドのサポートを行っています。
具体的な仕事内容
移住フェア
首都圏や札幌、名古屋などで開催された移住希望者向けフェア、セミナーに参加し、移住希望者に向けて旭川の魅力や実際の暮らし、仕事の話について説明をしました。移住フェアの参加者の中からモニターツアーに参加してくれる方もいました。
モニターツアー
旭川へ移住を検討している方たちからニーズを聞き出し、小さなお子様を持つ家族向け、木工クラフトなどの旭川のものづくりに興味がある方向け、アウトドア好き向けなどテーマを絞ったモニターツアーを開催しました。ツアーに同行し地域の魅力を一緒に体験していただきました。
移住サロン
旭川へ移住した方に集まってもらい、移住のきっかけや満足度、旭川の良い点・悪い点などについて話し合ってもらいました。またアウトドア、情報発信などテーマを絞った話し合いを行い、旭川へ人を集めるための方法などについて議論しました。
任期後の活動にむけてアドバイス
移住者との意見交換会や市内の様々なイベントに参加する中で出会った人々や情報の中から現在のゲストハウスを始めるきっかけが生まれました。地域おこし協力隊という立場を活かすことで様々な出会いや情報を得ることができますので、自分の目標に向けて積極的に活動をしてください。
皆様のご応募お待ちしております